もくじ
アキレス腱断裂
アキレス腱は、ふくらはぎにあるヒラメ筋と腓腹筋、足の踵の骨をつないでいる1本の腱です。
人体の腱の中で最も太く強固ではあるものの、立ち上がる時や歩く時、ジャンプの着地など体重がかかる動作では常に動いている筋であるため、スポーツをされる方は腱が損傷する可能性もあります。
アキレス腱に関する障害の1つが、アキレス腱断裂になります。
アキレス腱断裂とは?主な原因
アキレス腱断裂とは、その名の通りアキレス腱が切れてしまった状態を指します。
断裂の際には、「バチッ」といった破裂音が鳴ることがあります。
他にもアキレス腱を蹴られた感覚やふくらはぎを叩かれた感覚、ボールが当たった感覚などがあれば、腱が断裂した可能性があります。
受傷すると、以下のような症状が発生します。
・アキレス腱部分の痛み
・受傷した足に体重を掛けたり、力を入れたりすることができない
・歩けない
・歩けるがつま先立ちができない
・階段の上り下りが困難 など
アキレス腱が切れると歩けなくなったり、転びやすくなったりします。
また、断裂後も足首が動き歩ける人もいますが、切れている状態には変わらないので放置すれば悪化する恐れがあります。
アキレス腱断裂が起きる原因
アキレス腱断裂は、スポーツや転倒・転落などの衝撃が主な原因となっていることが多いです。
・スポーツ中の断裂
スポーツでは激しい動作が多く、足の筋肉や腱にも影響を与えることが多いです。
特にスポーツではダッシュやジャンプ、着地、踏み込みなどの動作が多く、アキレス腱が急激に伸び縮みを繰り返すと切れてしまことがあります。
アキレス腱断裂が起こりやすいスポーツは、バレーボールやサッカー、テニス、バトミントン、剣道、体操などが挙げられます。
・転倒や転落
転んだり、ベッドから転落したり、段差を踏み外して足を強く地面に着けた時など、アキレス腱に強い衝撃がかかった時も断裂することがあります。
アキレス腱断裂の後遺症
アキレス腱断裂を起こした場合、一般的にギプスや装具を使う「保存治療」、または直接腱を縫合する「手術治療」の2つで改善を試みます。
適切に治療とリハビリが行われれば、後遺症が残る心配はありません。
しかし、手術や保存治療を行って数ヶ月経っても、アキレス腱に痛みや違和感が残っていると悩む方も多いです。
このような後遺症は、整形外科の理学療法士によるリハビリでも改善できない場合があります。
理学療法士のリハビリは基本的にストレッチや歩行訓練などが中心です。
リハビリ自体には後遺症を改善する効果は薄く、痛みや違和感が残ってしまう可能性もあります。
しかし、当院の治療を受けた方からは、「手術や保存治療以降から長く続く痛みが早い段階で軽くなった」という声をたくさんいただいております。
治療直後のお客様の感想は当院のInstagramで発信しているので、気になる方はそちらもご覧ください。
なお、当院のアキレス腱断裂鍼灸治療は、ギプスや包帯が外れた後も痛みや違和感といった後遺症が残っている方が対象です。
ギプスや包帯が取れない状態では鍼灸治療が行えないのでご注意ください。
当院はアキレス腱を専門に取り扱う鍼灸院です。
手術や保存治療から年数が経つ方も当院の治療によって症状を緩和できる可能性があるので、ぜひお試しください。
ツボを使った東洋医学による鍼灸
つるかめ鍼灸院のアキレス腱断裂断裂治療は、アキレス腱自体に鍼やお灸をするわけではありません。
また、電気パレスなどの使用、ふくらはぎ・足裏のもみほぐしなども行っていません。
当院では、東洋医学に基づいた鍼やお灸でツボを刺激する鍼灸治療によって、アキレス腱断裂による痛みや違和感を軽減させていきます。
痛みがない鍼灸となるので、スポーツなどでアキレス腱を負傷してしまった小学生も安心して受けられます。
・通っていたくことを目的としておりません
つるかめ鍼灸院のアキレス腱断裂の鍼灸治療は、定期的に通っていただくことを目的にしておりません。
個人差はありますが、できる限り少ない回数での来院で済むことを理想としています。
1回の治療でも十分な治療効果が出た場合は、2回目以降の来院は不要です。
当院では、改めて痛みや違和感が戻ってきた時にもう1度予約をしていただくようにお願いしています。
そのため、定期的に来院するのが大変という方も、治療が必要と思った時に来院していただけます。
・アキレス腱断裂後遺症の料金
当院でのアキレス腱断裂による後遺症の治療にかかる料金は、以下の通りです。
1回目:12,000円(初診料込み)
2回目以降:6,600円