つるかめ鍼灸院というと、アキレス腱炎やシンスプリント、足底筋膜炎など、スポーツ障害の専門院というイメージをお持ちの方が多いと思います。
実際に、当院へご来院される患者様の多くはランナーや剣道家、バレエをされている方々です。
しかし最近は、変形性膝関節症など、ご高齢の方の膝の痛みにも積極的に関わっていきたいと考えるようになりました。
年齢を重ねても、自分の足で歩けること。
買い物へ行くこと。
友人と会うこと。
散歩を楽しむこと。
ご家族と外出すること。
こうした何気ない日常は、「歩ける」ということがあって初めて成り立ちます。
今回ご紹介するのは、86歳の女性の患者様です。
変形性膝関節症による膝の痛みでご来院されました。
動画をご覧いただくと分かると思いますが、施術前と施術後では動きに大きな変化が見られています。
私は普段からアキレス腱炎やシンスプリントなどを数多く治療しておりますが、膝の痛みであっても「押すと痛い場所がはっきり存在するタイプ」の痛みであれば、自信を持って施術を行うことができます。
もちろん、すべての膝痛に対応できるわけではありません。
しかし、押して痛い場所があり、その痛みが動作時の痛みと一致している場合は、改善が期待できるケースが少なくありません。
今回の患者様も、この施術以降はご来院されておりません。
当院ではスポーツ障害でもよくあることですが、症状が改善するとそのまま卒業される患者様が多くいらっしゃいます。
ただ一つ、皆様に申し訳なく思っていることがあります。
つるかめ鍼灸院はビルの4階にあり、1階から2階までは階段を上っていただかなければなりません。
2階から4階まではエレベーターがありますが、膝の痛みを抱える方にとって、この階段は決して楽なものではないと思います。
それでも、
「このまま歩けなくなるのではないか」
「買い物に行くのがつらい」
「階段が怖い」
そんなお悩みをお持ちでしたら、一度ご相談いただければと思います。
年齢を理由に諦める必要はありません。
少しでも長く、自分の足で歩き続けるために。
そのお手伝いができれば、鍼灸師としてこれほど嬉しいことはありません。



コメント